僕のなかで鳴りやまない歌


 誰も聞かないガラクタのような歌集を作ったって仕方がないじゃないか・・・、

と何度もアルバムづくりをやめようと思った。「仕方がない・・・」とあきらめかけたのは、

日常に流されている自分の姿そのままだった。

止めるための口実は探せば無数にあるものだ。しかし、僕のなかで歌は鳴りやもうとしなかった。

ガラクタのような歌であっても、心の中の歌に真実があるのかもしれない。

そして・・・、やはりやってみようという気になった。

これがこのアルバムの生まれた理由であって、何かの縁で聞いてくれる人への言い訳である。

この世界で、僕の歌集を目にしたり、耳にしたりしてくれる人はいったい何人いるのだろう。

わがままな僕の願いのためにアルバム作りに協力してくれた友人と、

つきあいで聴いてくれる友人、

そしてもしかしたら初めて耳にするかもしれない未知なる友人に心からの感謝を捧げたい。

1996 夏 宮本雄一郎

 ※印は試聴出来ます。

  1. 海南島の砂
  2. ある日のバラード
  3. 急いでベイビーズ
  4. 夢見るクリスマス
  5. 君を離さない
  6. Nobody knows you
  7. Marus丸(マルサダ)のために
  8. 僕のなかで鳴りやまない歌
  9. ピエロにはならないで

ナチュラルステップ」のホームページで、

       アルバム名「急いでベイビーズ」で購入できます。


推薦者:康本祐成

 宮本君とは、高校時代「エディーズ」というビートルズのコピーバンドを組んでいて、

彼がベースで僕がドラムでした。

もう三十数年会っていなかったけれど、先日とある焼き肉屋でバッタリ会って、

まだ音楽を続けていて、シンガーソングライターとしてCDを出したという。

青春の夢を追いかけ、音楽を追いかけ続けている彼がうらやましく思えた。

 誰もが心に夢を持ち続けていれば、いつまでも青春のままでいられると思う。

自分の青春と共に、そんな彼を応援してあげてください。

 


「惑星の空の下で」という音楽アルバムが出ます 

1 幸運の手紙?

 この手紙を手に取って読んでくださる方がどのような人であるのか、私には様々な想像が浮かんできます。ある人は親愛なる友人であり、ある人は職場の仲間であり、ある人は学校でのクラスメートであり、ある人は未来の友人であるのかもしれません。そうした人々を思い浮かべながら、どのように私が呼びかければいいのか、どうも適切な言葉が見つかりません。今は、見ず知らずの人がこの文章を読んだり、あるいはアルバムの音楽を耳にするかもしれないことを念頭に、CDにまつわることがらについて記してみようと思います。手にした方にはまことにお気の毒ですが、これも何かの縁とあきらめてお付き合いのほどお願いします。

2 アルバムの誕生まで

 ご存知の方もおられることと思いますが、私は5年前に「急いでベイビーズ」という自主製作アルバムを発表し、それ以降も細々と曲作りを続けています。「急いでベイビーズ」の翌年には「さよならのやくそく」という歌を作りました。この歌は、こどもたちの旅立ちのために作った曲ですが、五線譜に書かれただけでした。
 当時、どうしようもなく忙しい日々、何もかもがあわだたしい時間の中に押し流されていく、そんな毎日が続いていました。ある冬の帰り道、こどもの声に教えられて見上げた空に輝いていた星の光、その星を見上げたとき、自分がこの惑星に生を受けこの一瞬を生きていることが実感となって心に押し寄せてきました。
 昨年のことです。自治労音楽祭ではじめて「さよならのやくそく」を演奏しました。ある人から「私の買ったあなたのCD、この曲入っていないじゃない」と言われて、「はあ、次のアルバムで入れようと思ってます…」と答えてしまったことがきっかけになって、新CDは誕生しました。
 誰にも日々の自分の仕事があり、生活があります。めまぐるしい時の流れは容赦なくすべてのものを押し流していきます。平凡でありふれたような生活、そのありふれた毎日を生きていることの持つ意味、そうした一瞬の光の輝き、言葉にならない大切な想いを小さな版に閉じ込めてみよう、と取り組んだのがこのささやかなアルバム誕生の契機です。

  

3 こんなアルバムです    「惑星の空の下で」試聴版

 アルバム「惑星の空の下で」は七つの曲で構成されています。その中心となる曲は「さよならのやくそく」です。小さなこどもたちが保育園や幼稚園、小学校を巣立つときに、ともだちと一緒に大きな声で歌ってほしいという願いが曲に込められています。他の6曲にもそれぞれの想いはありますが、それはCDを聴いていただければと思います。
 アルバムの誕生までには紆余曲折がありました。私事ながら、毎日の仕事と家庭、末っ娘の保育所への送り迎え、自分が続けている言語研究の合間を縫ってなんとかアルバムを完成させようと力を振り絞りました。ギターを弾く手はボロボロですし、声も出ません。集中力も気力もどこかへ行ってしまいました。ただ、自分の心の中で「平凡でええやん、ありのままでやったらええやん」という声が響いて私の背中を押し続けました。そして、2001年のクリスマスにアルバムは完成しました。今思えば、このアルバムの誕生は、私が自分自身と交わした約束だったような気がします。
 この幸運の手紙を最後まで読んでくれて感謝します。私のわがままな願いにこたえて何の得にもならない伴奏を引き受けてサポートしてくれた友人たち、活動を支えてくれた友人たち、苦笑しながら付き合いで聴いてくれる友人たち、そしてはじめて聴いてくれるかもしれない未知なる友人たちに、心からの挨拶を送ります。
 人生に歌を
 音楽の調べを幸運があなたの背中をトントンとさりげなくノックしますように!
                        2002年2月

 

 アルバムの宣伝です

  宮本雄一郎Withパパフレンズ 新CD「惑星の空の下で」
  レーベル名 パパレコード 品番 PAPA−0001 1800円(税別)

  CDは次の店で取り扱っています どうぞよろしく
  ☆ 取扱店(2002年3月から)
   全国の主要レコード店(店頭にない場合、注文してからの入手になります)
   ※ タワーレコード各店、HMV各店、ウァージン各店などです

  ☆ 直接申込も可 アドレス miyamotoyu@hotmail.com へどうぞ


「惑星の空の下で」試聴版

※印は試聴出来ます。

  1. Introduction−ロックはさりげなく ※
  2. 月夜の小船
  3. さよならのやくそく
  4. 固執
  5. 四月の追憶
  6. ラブソングは永遠に
  7. 風の想い ※